花外楼ホームページ

2018年12月22日土曜日

第36回おたのしみ会クレマチス

本日、第36回花外楼おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回のクレマチスは、長年『上方芸能』の編集長を務められた広瀬依子様を講師に迎え、「歌舞伎の魅力〜上方歌舞伎を中心に〜」というテーマで講演をしていただきました。
関西の歌舞伎には独自の個性があり、それは、商人の町ゆえの会話上手でコミュニケーションが得意な地域性とも関連していることなど、歌舞伎の魅力についてお話をしていただきました。
年末にもかかわらず、大勢の方にご参加いただき、楽しいひと時をお過ごしいただきました。


 
 

2018年12月19日水曜日


OSAKA 光のルネサンスが25日(火)まで中之島界隈で開催されています。
中之島公園では、台湾の元宵節を祝う約1000個のランタンが色鮮やかな光を放ち、地元の子供たちや一般の参加者が果樹栽培用の袋に笑顔を思い思いに描いた『ひかりの実』が木に吊り下げられ、優しい光を放っています。
大阪市中央公会堂では、ウォールタペストリー「大阪市中央公会堂開館100周年記念講演〜百年の輝き〜」
を見ることが出来ます。音楽に合わせて繰り広げられる壮大な光の絵画は非常に美しく、圧巻です。是非、お出かけくださいませ。
 
 
 
 
 

2018年11月24日土曜日

第35回おたのしみ会クレマチス

本日、第35回花外楼おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回のクレマチスは、(公財)大阪市博物館協会大阪文化財研究所所長の南秀雄様に「「古都」大阪の起源―難波宮(なにわのみや)にいたる道」というテーマでお話をしていただきました。
最新の発掘や研究の成果をスライドでご紹介頂きながら、葦で覆われた湿地帯であった大阪が弥生時代から古墳時代に急速に陸地化が進むとともに、人々が住み始め6世紀にの終わりには既に都市と呼べるまでに成長をとげていたこと。また、それが現在に至るまで中心地がほとんど変わることなく続いているのは日本でも大阪だけであることなど詳しく説明していただき、大阪の都市の起源、難波宮にいたるまでの様子をお話しいただきました。
この花外楼がある辺りが難波津であったということを知り感動いたしました。
大阪で生活していても、普段なじみのある場所が太古の昔がどんなところであったのかなど考えることなどありませんので、貴重なお話を聞くことが出来ました。


 
 

2018年10月6日土曜日

第34回おたのしみ会クレマチス

今回のクレマチスは、作家でジャーナリストの守部喜雅様を講師に迎え、「西郷隆盛―愛とゆるしの生涯」というテーマで講演をしていただきました。
 守部様は『最初を読んだサムライたち』『勝海舟 最後の告白』など明治期の日本の建設に深く関わった人々と聖書、キリスト教の関係を探る著書を多数出版されています。
今回はNHK大河ドラマ『西郷どん』の主人公の西郷隆盛について、西郷の座右の銘である『敬天愛人』に象徴される、情の深い人間性などをお話していただきました。
来られたお客様からは、もっとお話が聞きたい、続編をお願いします、などのお声をいただきました。また、持参された著書も完売するなどの盛況ぶりでした。


 
 

2018年8月25日土曜日

第33回おたのしみ会クレマチス

今回のクレマチスは、大阪歴史博物館学芸員の豆谷浩之様を講師に迎え、「大河ドラマ『西郷どん』の」楽しみ方」というテーマで講演をしていただきました。
代表的な展示物やそれにまつわるエピソードをご紹介いただくとともに、西郷の生涯や西郷が生きた激動の幕末や維新の時代についてお話していただきました。
今回は大河ドラマを見て関心を持っていらっしゃる方が多いのか沢山の方にお集まりいただきました。お客様からは、豆谷先生のお話がとても分かり易く楽しかった、歴史好きの者にとってとても興味深い話が多かったなどのお声を頂戴いたしました。
 

2018年7月24日火曜日

2018 天神祭

今日は天神祭の宵宮。天神講さん、鳳講さん、地車講さんが来て下さいました。
土佐堀川にはどんどこ船。
明日は天神祭の本宮です。

 
 
 

2018年6月30日土曜日

天神祭お迎え人形

花外楼北浜本店にお迎え人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「お迎え人形」といいます。
花外楼では、毎年、大阪天満宮より「お迎え人形」をお借りし、展示させていただいております。
今年の人形は木津勘助(きづのかんすけ)。木津勘助は、相模の国足柄山生まれ。豊臣秀吉に仕え、木津川の治水・堤防づくり、勘助島などの新田開発を進めました。寛永16(1639)年の飢饉の際に、大阪城の備蓄米を出すことを願い出たがかなわず、幕府の米蔵を破り町民を救いました。
お迎え人形の木津勘助も侠客にふさわしく、男気のある勇ましい姿をしています。

2018年6月25日月曜日

第32回おたのしみ会クレマチス

今回のクレマチスは、関西大学社会学部教授の与謝野有紀先生を講師に迎え、「洗練された良質な都市文化とその記憶を最新技術で掘り起こす-花外楼が所蔵する名品の超高精細デジタル画像などを用いて」というテーマで講演をしていただきました。
 当店所蔵の菅楯彦作「大川の夕涼み」を床の間に飾り、その他大阪画壇の絵などを超高精細デジタル画像でスクリーンに映し出し、肉眼ではわかりずらい、そこに描かれた良質な都市文化や、細部まで精緻に描かれた作品の素晴らしさをお話していただきました。
ルーヴル美術館のミロのヴィーナス、モナリザから始まり、大阪画壇の絵まで、実に楽しくお話いただき、続編も是非とのご要望も数々寄せられ、感謝でした。

      


2018年6月15日金曜日

NHK大河ドラマ特別展 西郷どん

NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」が5月26日(土)東京芸術大学美術館でスタート致しました。
大阪では7月28日(土)より大阪歴史博物館で開催されます。
花外楼からも伊藤博文直筆の書『大阪会議覚書』が展示されます。

この度、立派な図録が送られて参りました。そこには、伊藤博文の書と、博物館に保存されている、明治時代に建てられた2代目の「花外楼」の模型写真が掲載されています。







2018年5月26日土曜日

第31回おたのしみ会クレマチス

本日、『開運!なんでも鑑定団』でお馴染みの鉄砲研究家、澤田平様に「幕末維新の科学と技 鉄砲と和時計」というテーマで講演をしていただきました。
和時計や、鉄砲、砂鉄砲、地震予知機、歩いて距離を測る量程器等々、貴重な品々をお持ち下さり、江戸時代から明治にかけての科学の技と粋を、ユーモアを交えて楽しくお話しいただきました。
来られたお客様も、精巧に作られた品々をみて、関心しきりのご様子でした。


 



 
 

2018年5月24日木曜日

花外楼が紹介されました

5月23日(水)に放送された、NHK「歴史秘話ヒストリア」『愛され実業家 五代友厚』で大阪会議が開かれた場所として花外楼が紹介されました。






2018年5月10日木曜日

バラの季節

美しいバラの季節となりました。
中之島公園のバラも色とりどり咲いて、目を楽しませてくれています。

 
 
 
 
 
 

2018年4月21日土曜日

第30回おたのしみ会クレマチス

本日、大阪商業大学公共学部准教授・明尾圭造先生を講師に迎え、「書画に親しむ〜お気に入りの一品を求めるヒント」というテーマで講演をしていただきました。
短冊を本にまとめたもの、扇子、絵葉書などをお持ちいただき、書画の愉しみ方をお話しいただきました。また、掛け軸の扱い方、巻き方、掛け方や表装などについてもお話していただきました。
 

 
 

 

2018年4月4日水曜日

5月人形

ロビーに5月人形をお飾りいたしました。

 
 

2018年3月24日土曜日

第29回おたのしみ会クレマチス

本日、4月に5代目吉田玉助を襲名する吉田幸助様を講師に迎え、「人形珠瑠璃文楽の魅力を語る」というテーマで講演をしていただきました。
文楽の人形は、人形一体を3人で操ることにより、細かな動きはもちろん、心情まで表現します。
新版歌祭文~野崎村の段に登場するお染の人形をお持ち下さり、頭、体、足の動きを丁寧に説明
していただきました。また、野崎村の段のさわりも実演していただきました。
文楽人形を間近に見るまたとない機会で、お客様もた大変喜んでいらっしゃいました。



2018年3月8日木曜日

3月6日(火)読売新聞夕刊


3月6日(火)の読売新聞の夕刊に連載されている『維新の記憶』に大阪会議が開催された場所として花外楼が紹介されました。
あわせて、室内の写真が掲載されましたが、テーブルに映った空や景色までも写し取った素敵な写真です。どの部屋にも大きな窓が設けてあり、土佐堀川や中之島公園をご覧いただくことが出来ますが、特に快晴の日は澄んだ青空と広々とした景色を眺めているだけでですがすがしく穏やかな気持ちになります。








2018年2月17日土曜日

第28回おたのしみ会クレマチス

本日、茶道文化研究家で千里金蘭大学名誉教授の生形貴重様を講師に迎え、「千利休と伊達政宗」というテーマで講演をしていただきました。
歴史の謎である、利休の切腹事件。東北の英雄伊達政宗を擁護するために、秀吉が利休に切腹を命じざるをえなかったドラマをお話していただきました。
膨大な資料を基に、緻密な研究をされてこられた先生のお話は興味深く、戦国時代の複雑な下剋上の時代をドラマティックに語っていただきました。




2018年2月8日木曜日

ひな人形

ロビーにて雛人形をお飾りいたしました。
あわせて、先代たちが折々に買い求めた、お人形やお飾りも展示いたしました。