花外楼ホームページ

2017年12月19日火曜日

OSAKA光のルネサンス2017


OSAKA 光のルネサンスが25日(月)まで中之島界隈で開催されています。
中之島公園では、地元の子供たちや一般の参加者が果樹栽培用の袋に笑顔を思い思いに描いた『ひかりの実』が木に吊り下げられ、優しい光を放っています。
大阪市中央公会堂では、ウォールタペストリー「
時の歩みとともに~15年のありがとう〜」を見ることが出来ます。建物のディテールを活かしたオリジナルの絵を描き、映像演出を加えるという手法が使われているそうで、絵本の世界に飛び込んだような美しい光の絵巻は圧巻です。是非お出かけください。

 
 



 

 


2017年12月16日土曜日

第26回花外楼お楽しみ会クレマチス

 
 
本日、第26回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回はギタリストの小野剛藏様を講師に迎え、ギターで綴る「日本の歌・世界の歌」というテーマで講演をしていただきました。
先生の楽しいお話とともに、「禁じられた遊び」や「愛のロマンス」「ラ・クンパルシータ」などを演奏くださいました。先生のお人柄のように温かなギターの音色に、素敵なひと時となりました。







2017年11月11日土曜日

第25回おたのしみ会クレマチス

「花外楼夢譚」
11月18日(土)14:00開演
大丸心斎橋劇場にて

上記の公演は、来年の明治維新150年に合わせてNPO「平成上方文化を創る会」が主催。明治維新の要人らが、政府の方針などを協議するため開いた「大阪会議」が開かれた料亭「花外楼」を取り巻く夢物語を、日本舞踊や落語、語りで演じる舞台です。
今回のおたのしみ会クレマチスは18日の公演で脚本・振付・舞踊を担当する藤間遊子様を講師に迎え『語りと舞踊で描く花外楼夢譚』というテーマで講演をしていただきました。18日の公演のみどころや、脚本を作成するにあたっての裏話などをお話しいただき、長崎ぶらぶら節などを踊っていただきました。

18日の公演は、水知悠之介さんによる講演、橋爪淳さんによる語り、桂三象さんの「太鼓持ち」と見どころいっぱいのプログラムになっています。是非、お出かけくださいませ。


 
 

2017年10月21日土曜日

第24回おたのしみ会クレマチス

本日、第24回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は浪曲師の真山隼人様と曲師の沢村さくら様を講師に迎え『浪曲―涙と笑いの感動ドラマ』というテーマで講演をしていただきました。浪曲の歴史や、講談や落語との違い等、浪曲における三味線の役割などの解説と、即興の浪曲も披露くださいました。解説の後には忠臣蔵より「大石東下り」の一席を披露していただきました。浪曲師の真山様は22歳ととても若いですが、沢村さくら様と共に浪曲界を盛り上げようと頑張っておられます。あいにくの雨で、欠席者も出て参加者が少なく、多くの方々にご覧いただけなかったのが残念です。


 

2017年9月16日土曜日

第23回おたのしみ会クレマチス

本日、第23回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。阪急3番街古書のまちで、美術書・古美術を扱う「リーチアート」を経営されている、廣岡功様を講師に迎え、『骨董の楽しみ方 味わい方』というテーマ講演をしていただきました。本物の見極め方や最近の美術界の動向、相場などをお話していただきました。過去に起きた贋作事件や、藤田美術館のクリスティーズオークションなど、どれもとても興味深いお話で、来られたお客様も、なかなか難しい骨董の世界の話を伺うことが出来たと喜んでいらっしゃいました。
また、花外楼の先々代や先代が買い集めた昔懐かしい着物や小物も展示させていただきました。




 
 

2017年8月19日土曜日

第22回おたのしみ会クレマチス

本日、第22回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。絵本作家でイラストレーターのあおきひろえ様に『絵とものがたりのある暮らし』というテーマでお話をしていただきました。
どうやって今の仕事をするようになったのか、旦那様との結婚秘話、子育て、夫育てのあれこれを語っていただきました。また、ご自身の絵本をたくさんお持ちくださり、『みずやりとうばん 』『ぼんちゃんのなつやすみ』夏平くん』等々、絵本の朗読もしていただきました。
あおき様の旦那様は、毎日放送「ちちんぷいぷい」に出演されている絵本作家の長谷川義史様で、是非とも本日のイベントに参加したいということで来られました。
最後にはサプライズで、ご夫婦の共著である『しばいぬのチャイ』を長谷川様の伴奏、青木様の朗読という形で披露していただきました。とてもほんわかと温かく、楽しいひと時となりました。
絵本を販売させていただきましたが、とても人気で飛ぶように売れました。


 
 

2017年7月24日月曜日

2017 天神祭


今日は天神祭の宵宮。天神講さん、鳳講さん、地車講さんが来て下さいました。
土佐堀川にはどんどこ船。
明日は天神祭の本宮です。




 
               
 
 

2017年7月22日土曜日

第21回おたのしみ会クレマチス

本日、第21回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。上方唄松浪流初代家元の松浪千壽様に「大阪の文化 しっとりはんなり-上方唄」というテーマで講演をしていただきました。
上方唄の中には関西の地名や、四季の情景がでてくるものがたくさんあります。
浪速の四季を、擬音などを混ぜて楽しく歌う『浪速の四季』、恋する女の可愛い情を歌う『淀の車』、好きな男にたまにしか逢えず、あっという間に別れの朝を迎えてしまうと愚痴る女心を歌う『愚痴』、その他数曲を披露していただきました。
また、NHKの朝ドラ「あさが来た」で、波瑠さんや玉木宏さん、宮崎あおいさんらに三味線や、琴を指導された折の撮影秘話もお話しいただきました。
来られたお客様は、しっとりはんなり艶やかな上方唄の世界に酔いしれておられました。
また、最後には全員で浪速の四季を歌い楽しいひと時となりました。

 
 
 

2017年6月30日金曜日

天神祭 お迎え人形

花外楼北浜本店にお迎え人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「お迎え人形」といいます。
花外楼では、毎年、大阪天満宮より「お迎え人形」をお借りし、展示させていただいております。
今年の人形は「鬼若丸」。平安時代の僧で、武蔵坊弁慶の幼名。比叡山で修行の後、牛若丸(源義経)に仕えました。文楽や歌舞伎の「鬼一法眼三略之巻(きいちほうがんさんりゃくのまき)」に登場します。

2017年6月17日土曜日

第20回おたのしみ会クレマチス

本日、第20回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。関西大学部社会学部教授、与謝野有紀先生に『文人ネットワークの中心地としての中之島―超高精細デジタル画像がひもとく日本市民社会の誕生―』というテーマでお話をしていただきました。
林原美術館所蔵の「平家物語絵巻」(十一巻上)、大阪画壇を代表する画家・大岡春卜の「浪花及澱川沿岸名勝図巻」の超高精細デジタル画像をご紹介いただきながら、船場や中之島に人が集まり、交流が生まれることで、さらに人が人を結び、さまざまなネットワークが生まれたことを解説していただきました。また、昨年、与謝野先生が当店所有のお軸をデジタル撮影したものをいくつかご紹介していただきました。
また、古書店で見つけた、裏表紙に「謹呈 林辰彦様 徳光孝」という署名の入った「花のそと」をお持ちくださいました。
今回は、初めて来られた方が多くいらっしゃいましたが、与謝野先生の多岐にわたるお話しに時間を忘れて楽しく拝聴いたしました、ぜひ次回もとのご希望や感想も多く頂戴致しました。

 
 

2017年5月13日土曜日

第19回おたのしみ会クレマチス

本日、第19回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。落語作家のくまざわあかね様に『新作落語の舞台裏』というテーマで講演をしていただきました。
落語作家の仕事とはどういうものか、新作落語の台本はをどのように書き上げていくのか、最近の落語事情などをお話していただきました。
アットホームな雰囲気の中で、わかりやすく楽しくお話をしていただき、参加者の方にも「落語作家さんだけに、お話がうまく、とても楽しいお話を聞けて良かった」と感想をいただきました。
また、4月に出版されたばかりの「七福神の大阪ツアー」(文/くまざわあかね・絵/あおきひろえ)をくまざわさんのサインと、あおきさんにはかわいらしい絵とサインをしていただき、販売したところ大変好評で飛ぶように売れました。

 
 
 

 


2017年5月11日木曜日

バラの季節

中之島公園のバラの季節となりました。

 

 

2017年4月5日水曜日

五月人形

ロビーに5月人形をお飾りいたしました。



2017年3月25日土曜日

第17回おたのしみ会クレマチス

本日、第17回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。大阪天満宮研究所研究員の近江晴子様とフリーライターの前川佳子様に「船場大阪を語り継ぐー明治大正昭和の大阪人、ことばと暮らし」というテーマで講演をしていただきました。
お二人は、月刊『大阪人』に「大阪言葉を語りつぐ」という連載を7年続けられ、昨年、その中から50編を選び、今回の講演のテーマと同じタイトルで本を出版されました。
『大阪人』の連載の中には、先代女将も取材を受け、その時の記事を資料としてお持ちくださいましたのは、嬉しいサプライズでございました。
明治時代、北浜界隈にはたくさんの料理屋があったこと、中之島が、今のなにわ橋のあたりまでしかなかったことなど古地図を拝見しながら解説をしていただき、また、、取材の折のエピソードなどもお話しくださいました。お客様の中には、船場に縁のある方々も多く興味深く耳を傾け、喜んでくださいました。街の歴史を知ることは、我が街への愛着と誇りにつながると思います。大阪市の中央区に人口が増えつつある今は、語り部の方がおられることは貴重な財産だと思います。これからの若い世代の方々にも船場の文化を知って、新しい時に生かしていただけたならとても嬉しいです。



              

2017年3月17日金曜日

大阪の恩人 五代友厚

大阪地下鉄堺筋線『北浜駅』構内、天下茶屋方面、進行方向最後尾の壁面に、大阪商工会議所の広告があります。大阪の恩人、五代友厚にゆかりのある場所を紹介するもので、大阪会議の場所として花外楼を紹介していただいております。






 

2017年3月8日水曜日

"初公開”木戸孝允の扁額

本店玄関に、木戸孝允の扁額を掛けました。
表装も額装もされず、”まくり”の状態でくるくると丸められて倉庫に保管されていたものが木戸孝允の手によるものだとわかり、表具屋さんにお願いして額装していただきました。
花外楼滞在中に即興で描かれたであろう、なかなか趣のある書画です。





2017年2月25日土曜日

第16回おたのしみ会クレマチス

本日、第16回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。灘高・京都大卒という異色の経歴をお持ちの桂福丸様を講師に迎え、「船場の商家と上方落語」というテーマで講演をしていただきました。
船場の商家の質素倹約の生活や、人と人との間を円満にするためのコミュニケーションの手段としてダジャレが使われていたことなど、落語にもしばしば登場する船場の商人の暮らしぶりを楽しくお話ししていただきました。
また、お話の後、落語『悋気の独楽』をご披露いただきました。
今回は大勢のお客様にお集まりいただき、会場は大きな笑いに包まれ、楽しいひと時となりました。




 

2017年2月14日火曜日

ひな人形

ロビーに雛人形をお飾りいたしました。
あわせて、先代たちが折々に買い求めた、お人形やお飾りなども展示いたしました。
今月28日(火)から3月5日(日)まで船場界隈で、春の船場博覧会2017『船場のおひなまつり』が開催されます。当店も28日から4日まで、お昼限定で松花堂弁当をご用意させていただきます。
人形を見がてら、是非ご来店くださいませ。ご予約お待ち申し上げております。