花外楼ホームページ

2016年12月21日水曜日

OSAKA 光のルネサンス 2016

OSAKA 光のルネサンスが25日(日)まで中之島界隈で開催されています。
中之島公園では、地元の子供たちや一般の参加者が果樹栽培用の袋に笑顔を思い思いに描いた『ひかりの実』が木に吊り下げられ、優しい光を放っています。
大阪市中央公会堂のプロジェクションマッピングは「OSAKA ART CITY 都市とはARTである」をテーマに、時代をさかのぼり、それぞれの時代の街並みやその時代を象徴するものが映し出され、見ごたえがあります。
是非、お出かけくださいませ。


2016年12月12日月曜日

第15回おたのしみ会クレマチス

12月12日(土)第15回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、大阪春秋編集委員、谷口佳以子様と宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO館長、樋口須賀子様を講師にお迎えし、「~夢を追い続け 歩いた一筋の道~ 大阪モボ兄弟(大阪学博士とおまけ博士)のファミリーヒストリー」というテーマで、講演をしていただきました。
 大阪の文化町人文化を実証的に分析した経済学者であった宮本又次先生とと、洋画家でグリコのおまけデザイナーであった宮本順三先生の人生について、又次の次女の谷口佳以子様と順三の長女の樋口須賀子様にお話をしていただきました。
宮本又次先生は花外楼で大阪学者の会を発足させるなど、どちらの先生も花外楼と縁があり、代々女将がお世話になっております。
大正時代、大阪が活気づき「大大阪」と言われた華やかな時代に青春を過ごし、それぞれ自分の好きな道に邁進し、学問や芸術の世界に夢を追い続けた2人の足跡を、身近な家族だからこそ知りえるエピソードも交えてお話をしていただきました。

 
 






2016年11月14日月曜日

第14回おたのしみ会クレマチス

11月15日(土)第14回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、大阪城天守閣館長 北川央様を講師にお迎えし、「真田幸村と大坂の陣~名将の生涯 」というテーマで、講演をしていただきました。
講演会の次の日のNHK大河ドラマ 『真田丸』は、真田丸の戦いの回でまさにグッドタイミングの講演となりました。史料を読み解きながら真田幸村が九度山から再び大坂城へ戻るまでのいきさつや、大阪冬の陣、夏の陣がどのような戦であったのか、幸村とともに大阪の陣を戦った武将たちがどのような人物であったのか、とても興味深いお話をしていただきました。
歴史の教科書やドラマでは知り得ないエピソードに、来られたお客様もまだまだ先生のお話が聞きたいご様子でした。
 
 

2016年11月10日木曜日

大阪市と㈱ぐるなび共催による食育教室―その後

10月26日開平小学校で大阪市と㈱ぐるなび共済の食育教室が行われました。対象は6年生の生徒さんたちで、社長と料理長が講師を務めました。慣れないことで緊張致しましたが、楽しい体験をさせていただきました。
昨日、6年生代表の2人が校長先生、担当の先生と共に、食育教室の感想文と写真を持ってお礼に来店して下さいました。
一人一人、とても丁寧に感想文を書いてくれて、『出汁の文化が知れてよかった』『和食が好きになりました』『料理がおいしかった』と私共にとって嬉しい言葉が並んでいました。感激いたしました。
この感想文を読んで、改めて食育の大切さを感じました。
わずか2時間足らずのことでしたが、子供たちにとっても私共にとっても良い機会となりました。
 
 
 
 

2016年10月26日水曜日

大阪市と㈱ぐるなび共催による食育教室

本日、大阪市と㈱ぐるなびが共催する食育教室が、大阪市立開平小学校で開催され、社長と総料理長が6年生20人に大阪が誇る食文化のすばらしさを伝えました。
社長が、出汁文化や船場料理、大阪特有の食文化を紹介し、総料理長がだしの取り方や魚のさばき方などを披露いたしました。
子供たちは、だしの取り方の手順を真剣に聞き、魚がさばかれるのを目を輝かして見ていました。
その後、出汁のきいた煮物椀をおいしそうに頬張っていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000027-mbsnewsv-l27


2016年10月17日月曜日

第13回おたのしみ会クレマチス

去る10月15日(土)第13回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、大同生命保険株式会社 大阪広報担当課長 谷村清美様を講師にお迎えし、「九転十起生~広岡浅子の生涯」というテーマで、講演をしていただきました。
大同生命が所有する資料をもとに、加島屋のビジネスや広岡浅子さんの生涯について、ドラマでは知ることのできなかった部分をお話していただき、大変好評でございました。
大同生命保険110周年事業として広岡浅子さんが残した文書の調査で、去年、広岡家の年末年始の正月料理のメモ書きが新たに発見されましたので、今回は、その広岡家の正月料理を参考にしてお献立を作成し、お食事を召し上がっていただきました。
花外楼では大晦日には、年越しそばではなくて白味噌仕立ての牡蠣と大根のお汁を頂戴いたします。やはり、共通点があって面白いなと思いました。


 
       
                                



2016年9月15日木曜日

船場を遊ぼう

明治から昭和初期に建てられた近代建築が数多く残る大阪市の船場地域で、「古典芸能×近代建築 船場を遊ぼう」と題して、まちの魅力を発見できるさまざまな催しが開催されています。船場の近代建築やホテル、五代友厚ゆかりの地をめぐりながら、船場界隈を中心に活躍した“大阪の恩人・五代友厚”について学ぶ「ディープに巡る!五代友厚クイズラリーというイベントが9月14日(水)~11月23日(水)まで行われております。
花外楼北浜本店がある北浜1丁目平和ビル1階テラスにも、花外楼にちなんだクイズが貼られております。1階ロビーの奥にテラスの入口があり、入口から左手方向に少し進んだところにクイズが貼られており、少しわかりにくいところにありますが、是非見つけてみてください。

クイズラリーの詳細につきましては下記アドレスをご覧くださいませ。
http://www.noh-theater.com/sembawoasobo2016/quizrally.html


 
 

2016年8月22日月曜日

8月おたのしみ会クレマチス

去る8月12日(土)第12回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、大阪商業大学総合経営学部准教授の明尾圭造先生を講師にお迎えし、「船場の床の間を彩った書画を愉しむ」というテーマで、講演をしていただきました。
花外楼が所有する大阪画壇の深田直城や中川和堂、橋本青江等のお軸を床の間にかけ、お話をしていただきました。
来られた方々は絵やお軸に関心が高い方が多く、講演後に、掛け軸の巻き方、巻緒の結わい方等、掛け軸の終い方について熱心に聞かれていました。
今後のおたのしみ会クレマチスのスケジュールですが、9月はお休みで、10月は大同生命株式会社広報部の谷村清美様に、11月は大阪城天守閣館長の北川央様に講演をしていただく予定にしております。是非、ご参加くださいませ。


 

 
 

2016年8月18日木曜日

びっくり!! 大阪検定ポスター

きのう、堺筋線北浜駅1A出口、階段脇を通った際に掲示物に、花外楼とあるのが目に留まりました。大阪検定のポスターで、『木戸孝允、大久保利通、板垣退助らが北浜の料亭花外楼に集まった、明治の歴史的な会議は?』という、大阪検定の問題が載っており、この問題は毎回といっていいほど出題されるようです。
このような形でも、花外楼を知っていただくことは嬉しいことです。



2016年7月25日月曜日

2016 天神祭

今日は天神祭の本宮。
朝、天神講さんと鳳講さんが来てくださいました。
天気予報では雨となっていますが、大抵天神祭は雨がふらないもの。
船渡御巡幸の折に雨が降らないことを祈るばかりです。



 
 
                                               





2016年7月13日水曜日

7月 おたのしみ会クレマチス

去る7月9日(土)第11回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は「水の都の天神祭」というテーマで、天神祭研究の第一人者である大阪天満宮研究所の高島幸次先生に講演をしていただきました。
 昨年の7月にも、「お迎え人形を愛でる」というテーマでお話をしていただきましたが、先生もまだまだ話し足りないし、お客様もまだまだ聞き足りないということで、来年も是非開催しましょうということになり、今回高島先生に講演をお願いすることになりました。
今回は講演時間を1時間半とりましたが、高島先生の楽しいお話に引き込まれている間にあっという間に時間が経ってしまいました。
今回、初めて来られたお客様もおられましたが、『とても楽しかった』、『有意義な時間を過ごせた』と嬉しいお言葉をいただきました。


 



 

2016年5月26日木曜日

5月 おたのしみ会クレマチス

5月21日(土)、第10回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、北浜本店オープン以来始めて、テラスを利用し、ハーモニカ奏者のもり・けんさんの美しいハーモニカの調べを楽しんでいただきました。もり・けんさんは「親から歌ってもらった童謡や昔ばなしには、子どもの情緒や優しさを育てるエキスに溢れているんです。歌い継がれてきた素晴らしい曲や文化を今伝えなければ、やがて消えてしまう」と童謡の普及活動をされています。今回はお客様のリクエストに応えて演奏をし、一緒に歌っていただこうという企画もし、童謡や懐メロなど皆さんに歌っていただきました。
対岸の中之島公園の美しいバラを眺めながら、さわやかな天気のもと、楽しいひと時を過ごしていただきました。


 
 
 
 


2016年5月13日金曜日

美しいバラ

美しいバラの季節となりました。
中之島公園のバラも色とりどり咲いて、目を楽しませてくれています。


 

2016年4月21日木曜日

とっておきの素敵な思い出

実は、NHK朝ドラの『あさが来た』の五代友厚役で話題となった、ディーン フジオカ様が3月に当花外楼にお越しくださいました。役作りの上で、五代友厚ゆかりの場として、「花外楼」の存在を聞かれ、非常に関心を持たれて、是非訪れたいと願っておられたそうです。
「大阪は歴史的にも、文化的にも懐の深いところですね。大阪大好きです」とおっしゃって、私達大阪人にとりましては大変嬉しゅうございました。土佐堀川のほとりに建つ花外楼。窓から眺める北浜の水辺の風景も気に入ってくだっさったようで感激でございました。
素敵なディーン フジオカ様に親しくお目にかかり、色々なお話をさせていただいたことを、とても嬉しく光栄に存じます。ツイッターで、ご紹介して下さったことも心よりお礼申し上げます。
スタッフ全員しばらくは心地良い興奮に包まれました。私たちは陰ながら大ファンとしてこれからも応援させていただきたいと思っています。ますますの素晴らしいご活躍を心からお祈り申し上げます。


2016年4月18日月曜日

4月 おたのしみ会クレマチス

4月16日(土)、第9回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、NHKの朝ドラ「あさが来た」のの風俗考証を担当された、大阪くらしの今昔館館長・谷直樹様を講師に迎え、「あさが来た」の時代と船場文化というテーマでお話ししていただきました。朝ドラマの反響が大きいのか、64名というたくさんの方に参加していただきました。
ドラマの撮影の裏話などを交え、わかりやすく講演をしていただきました。
 
 
 

2016年4月13日水曜日

北浜本店改築1周年 永樂の器で楽しむ春の喜び会席

4月9日(土)北浜本店改築1周年を記念し、『永樂の器で楽しむ春の喜び会席』という催しを致しました、春らしい永樂の器を使用し、料理とともに春を味わっていただきました。また、数点、永樂の器を展示させていただきました。お客様には、大変お喜びいただき、是非今度は秋に開催してほしいというお声を頂戴しました。嬉しいお声を頂戴しましたので、秋にも企画させていただく予定にしております。ご期待くださいませ。

 
*****永樂とは**************************************************************************
京焼の名門、永樂家の歴史は室町時代末期にさかのぼります。祖先は奈良・春日大社の斎器を作る家柄と言われ、初代善五郎が武野紹鴎の茶の湯に用いる土風炉を焼き家業としました。
十一代保全は、1827年、表千家十代吸江斎に同行し、紀州御庭焼で制作した紫交趾を徳川治宝公へ献上して、金印「河濱支流」(『史記』に中国の聖王舜が河濱で器を焼いたらゆがまなかったという記述から)と銀印「永樂」(明の永楽帝時代に名品が焼かれたことに由来)を拝領、以後『永樂』を陶号として使用するようになりました。
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2016年4月6日水曜日

5月人形

ロビーに5月人形をお飾りいたしました。

2016年3月28日月曜日

3月 おたのしみ会クレマチス

3月の花外楼おたのしみ会「クレマチス」のゲスト講師は、一般社団法人五代塾を設立された事務局長 小久保芳典先生。『五代友厚が残した大阪への足跡と大阪会議(花外楼)の重要性』のテーマで、詳しくご講演いただきました。大阪会議を成功に導いた陰の功労者でもある五代友厚様。ご参加下さった方々は「よく解った。おもしろかった」と嬉しいお声を頂きました。
 クレマチスを開催した同日3月19日、大阪市立大学では、五代友厚様の銅像除幕式が盛大に催され、花外楼の社長もお招きをいただき、参列いたしました。大阪市立大学の創立にも多大なご貢献をされた五代さま。当日は、ディーン フジオカさんもご列席し、祝辞を述べられ大変な人気だったそうです。


2016年3月16日水曜日

花外楼が紹介されました

昨日3月15日(火)、NHKのEテレビの『先人たちの底力 知恵泉』という番組で「明治の実業家 五代友厚の復興」が放送されました。
その中で、五代友厚が愛した料亭ということで花外楼が紹介されました。

 
 
 

2016年3月12日土曜日

五代さまブーム その後

♪春は名のみの風の冷たさ♪
土佐堀川を隔てた対岸の中之島公園に、白いこぶしの花が美しく咲きました。
「あさが来た」のドラマは3月で終了致しますが、今まではオフィス街であった北浜界隈も随分賑やかになって参りました。
折からの五代友厚ブームで、三才ブックス「五代友厚―商都大阪を築き上げた『英雄』の生涯」で、大阪会議のことや会場となった当花外楼のことが紹介されました。
大阪商工会議所発行の「五代友厚小傳」にも詳しく掲載されています。
又、NHKEテレビ、『先人たちの底力「知恵泉」』では、五代友厚ゆかりの地ということで取材を受け、3月15日(火)22:00より放映されます。http://www4.nhk.or.jp/chieizu/x/2016-03-15/31/22950/1494112/
大阪の恩人、五代友厚さんの名前が全国区になったこと、私たちも嬉しく思っています。

2016年2月16日火曜日

ひな人形

ロビーにて雛人形をお飾りいたしました。
あわせて、先代たちが折々に買い求めた、お人形やお飾りも展示いたしました。

 
 

2016年1月26日火曜日

びっくりぽん!! 五代友厚ブーム

NHKの朝ドラで、先週、五代友厚は惜しまれつつ亡くなりましたが、演じるディーン フジオカさんの人気が高まるにつれ、五代友厚に対する関心も大きくなっているようです。
大阪取引所の前には、大きく立派な五代友厚の銅像が立っておりますが、道行く人たちにも余り知られていない存在でございました。
五代は当時疲弊していた大阪に活力とビジョンを与えてくれた方であります。かねてより大阪の大恩人だと思っておりましたので、今回のドラマで取り上げられ、光が当てられたことをうれしく思います。また、ディーン フジオカさんの爽やかな演技により、今までの作られた大阪のイメージではなく、「商いの町」として、信用を尊び重んじる大阪が表現されて、大阪のイメージアップにつながったことを大阪人として嬉しく思います。
当店にも、色々なお問い合わせや、来店されたお客様が朝ドラを話題にされることも多くなり、メディアの反響がいかに大きいかと痛感する今日この頃です。
大久保利通と親しかった五代友厚は、大阪会議においては裏方 調整役として活躍され、そういう意味では花外楼とも縁のある人物です。
五代が書き残した史料は残念ながらございませんが、何度も利用されていたようです。もちろん、加島屋(テレビでは加野屋)広岡様も。
五代も眺めた土佐堀川。周辺の風景は変わりましても、今も歴史の時を刻みながら川は流れてゆきます。